当社の強み
洗剤で信頼される存在
クリーンケミカル株式会社は精度管理への貢献を目指した各種特殊洗浄剤の研究開発を行なっています。業界において高い品質と知名度と実績を誇るリーディングカンパニーとして、多数の医療関係者様や代理店様等から信頼と評価を得ることにより確固たる取引基盤を有し、安定した業績を挙げております。
洗浄剤から分析評価までトータルでサポート
精度管理に精通したスタッフが、洗浄条件と使用用途に合致した最適な製品を開発・提案させて頂きます。高い技術力を活かし信頼性と安全性が求められる分野でのニーズにお応えします。洗浄剤だけでなく汚れの分析や洗浄性の評価等もサポートできる体制が当社の強みです。
医療現場を支えるクリーンケミカルの洗浄剤
昨日まで世の中になかった洗浄剤を創造することは容易ではありません。
今日、医療技術の進化は目覚ましく、日進月歩で高機能な医療器械が開発されています。
これら医療器械の高機能化に伴い、器材はより繊細で複雑な形状を余儀なくされ、洗浄剤に求められる精度もより高まっております。
これに伴い、業界屈指の独自の技術を持つ当社は対象汚染物の分析、材質調査、洗浄性評価など、40年余培ったノウハウを駆使し、安全で環境に優しい洗浄剤の開発を日々行っております。また、医療器械の洗浄性評価方法については、本邦で先駆けて様々な評価方法を提案し、洗浄の質向上にお役立ていただいております。約半世紀の調査分析の実績を持つ当社は膨大なデータベースと経験豊富なスタッフにより信頼性の高い評価方法を提案します。
受賞・表彰
- 第84回日本医療機器学会大会各術集会優秀演題発表受賞
医療機器学 79(4), 241, 2009-04-01標準化された汚染モデルの作製とその妥当性について - 2018 年度コンソーシアム研究開発助成金対象研究 優秀賞
医療手術器械の洗浄作業における洗浄剤のすすぎ信憑性評価の為の生物学的な安全性評価試験方法の確立
研究実績
- 医科器械学 75(4), 236, 2005-04-01アミドブラック10Bを使用した, 医療器材のボックスロック部と先端把持部の洗浄効果評価方法の検討
- 医科器械学76(10), 691-692, 2006-10-01人血液の放置条件の違いにおける洗浄への影響
- 医科器械学76(11), 779-783, 2006-11-01ウォッシャーディスインフェクタの洗浄効果の評価方法の検討
- 医科器械学 78(10), 661-663, 2008-10-01 洗浄評価インジケータと洗浄装置の点検記録を併用する洗浄効果管理手法
- 医療機器学 79(7), 549-551, 2009-10-01 標準化された汚染モデルを使用した多施設間における洗浄試験結果について
- 医療機器学 2011 血液汚染物を対象とした最適な洗浄プログラムの構築に向けた検討
- 医療機器学 2011 汚染モデルを使用した多施設間における洗浄試験結果について第2報
- 医療機器学 2012 酵素配合洗浄剤希釈液の経時的な酵素活性の変化について
- 医療機器学 2016ウォッシャーディスインフェクタのすすぎ排水中に含まれる洗浄剤濃度測定結果
- 医療機器学2017 OPA蛍光法による医療器材の残留タンパク質抽出方法の検討
- 医療機器学 2017 細胞毒性からみる各種洗浄剤の毒性評価結果
産学連携研究結果
- 第68回日本薬学会近畿支部総会・大会
医療機器基材であるsus304に対する各種消毒薬の影響評価(近畿大学薬学部公衆衛生研究室) - 第99回日本化学会
アミロイド線維のプロテアーゼ分解によるナノ構造体の細胞培養基材への応用検討(甲南大学フロンティアサイエンス学部 バイオ計測化学研究室)
分析調査のプロフェッショナルが疑問を解決
洗浄に関して疑問に感じることはありませんか？
「本当に洗えているのかな？」、「器材に対するダメージが心配だけど大丈夫かな？」、「洗浄槽内や器材に異物が付いていたけどなんだろう？」
当社では、このような日々の疑問に迅速に答えられるよう、経験豊富なスタッフが在籍しております。ヒアリングや試験サンプルを元に、様々な分析装置や当社独自の手法を用いて疑問にお答えいたします。洗浄不良や異物発生など洗浄に関するトラブルについて、信頼のおける分析結果を提出します。また、必要に応じて現場を訪問し、状況把握を行い、原因究明と再発防止の提案を行っています。培われた経験と豊富な分析装置、高度な解析技術を持つ当社だからこそ可能なサービスといえるでしょう。
分析項目
洗浄剤濃度測定・すすぎ性評価・水質分析・異物分析・材質劣化試験・残留汚染物定量・微生物検査など
分析装置
デジタルマイクロスコープ・EDX元素分析・FT-IR赤外線吸光光度分析・ICP発光分光分析・紫外可視分光光度計・接触角計
発表までのプロセスをトータルでサポート
刻々と変わる医療現場に対応するため、技術部門では最新の情報をいち早くキャッチし、日本医療機器学会学術集会での研究発表や各地方研究会での講演活動を通して、ユーザー様へ有用な情報を発信しています。業界内外に広いネットワークを持つ当社技術部門は、国内だけでなく世界中の最新の研究・開発情報の収集を進めながら、これらを積極活用した効率的な研究開発を推進しています。その他、お客様の施設内における研究成果の発表に関するサポートや製品紹介だけでなく洗浄の知識を学べる勉強会も開催しております。自施設の取り組みを研究会や学会で発表したいけど難しい、試験方法や抄録の書き方、スライド作成方法など学会や各種勉強会の発表までのプロセスをトータルでサポート致します。
情報収集
各研究会や学会に参加し、最新の情報を収集しています。また国内外のガイドラインの動向なども注視し、改訂状況など把握しています。
講演活動
洗浄に関わる様々なテーマに対応しています。
＜ 2016年からの実績 ＞
- 第98回宮城県滅菌技法研究会「洗浄の基本と最近の話題」
- 長野県中材業務研究会スキルアップ研修「洗浄剤の基礎知識」
- 第26回長野県中材業務研究会「洗剤の基礎知識～洗剤の種類と水質について～」
- 第2回中国・四国地区合同研修会「医療現場における洗浄」
- 第108回FOSS研鑚会研修会「器械の再生処理～用語～」
- 第38回神戸中材業務研究会「こういう風に洗っていませんか？～医療現場における洗浄の要素を理解しよう～」
- 第45回新潟県中材業務研究会「洗浄の要素から考える災害発生時の洗浄」
- 第61回茨城県滅菌業務研究会「洗浄の基礎～滅菌前洗浄の重要性～」
- 新潟県中材業務研究会長岡セミナー2018「そうだ！洗浄評価をしよう！～実施方法とポイントについて～」
- 第113回FOSS研鑚会研修会「管状器具の洗浄について」
高い製造品質と出荷供給体制
1975年の創業から培った製造ノウハウを活かし100％国内工場で徹底した品質管理のもと製造を行っています。特に医療分野向け製品には使用する原料を厳選し、用途に応じてRO水を用いるなど、原料品質から検討し、より高品質な製品製造を目指します。製品個々に製品規格を設け、様々な検査項目に対し厳密な品質基準を設けています。
また2001年にはISO9001を認証取得、クリーンケミカル品質マネジメントシステムに基づき品質管理を行い、品質向上、顧客満足に向けて日々改善を行っております。
また、大規模地震や自然災害などが多い近年において、当社では国内生産拠点を分散させることで、お客様への安定した製品供給を目指しております。物流においては直下型地震にも耐えられる免震構造の物流倉庫で保管（※一部製品を除く）を行っておりご注文いただいた製品を迅速かつ確実にお届けいたします。
確かな技術力で新たなステージへ
世界にはいまだ衛生環境が整備されていない国や地域があります。
それら地域に洗浄剤の普及促進活動を行い、すこしでも衛生環境を向上させることが我々の使命だと考えております。
メイドインジャパンの高品質な洗浄剤を国内のみならず海外に展開する。
世界に通用するグローバル企業を目指しクリーンケミカルの挑戦は続きます。
